【ヨーグルトメーカー活用レシピあり】ヨーグルトだけじゃない!ヨーグルトメーカーで色々作れます。

こんにちは!フードクリエイター&美腸アドバイザーの本間みのりです(詳しいプロフィールはこちらから)。

 

最近、ヨーグルトメーカーにはまっています。

一定温度に一定時間保つ機能を持つヨーグルトメーカー。

ヨーグルト作りに便利ですが、発酵調理や低温調理もできるので、ヨーグルト以外にも色々なものが作れます。

腸活生活をしている私としては、塩麴や醤油麹といった発酵調味料が作れるのがとても便利で重宝しています。また、チャーシューやサラダチキンが、ほったらかしでも柔らかく仕上がるのも良いですね。

色々やってみたので、作ったメニューの材料と作り方を紹介します。

 

ヨーグルトメーカーで作ったもの(レシピ付)

これまでにヨーグルトメーカーで作ったものについて、材料や作り方をご紹介します。

甘酒

米麹と水だけで作る甘酒。砂糖不使用なのに発酵の力でブドウ糖の天然の甘さが引き出されます。

【材料】
・米生麹…200g(乾燥の米麹でも可)
・熱湯…200ml
・水…100ml

【作り方】
1) 米麹を揉みほぐして米粒状にバラし、容器に入れる。
2) お湯を沸騰させたら水を混ぜ、65℃位の温度にする。
(お湯と水を混ぜるのではなく最初から65℃位にお湯を沸かすのでも大丈夫です)
3) 容器に1)の米麹と2)のお湯を入れてよく混ぜ合わせる。
4) ヨーグルトメーカーをセットする(60℃・9時間
5) 味をチェックして甘味が出ていたら完成。
(麹の粒のない滑らかな甘酒がお好みの場合はブレンダーにかける)

 

塩麴

発酵調味料の代表格である塩麴も、ヨーグルトメーカーで簡単に作れます。室温で作ると1週間かかりますが、ヨーグルトメーカーだと6~7時間で出来上がりますので、本当に便利ですね。

【材料】
・米生麹…100g(乾燥の米麹でも可)
・塩…30g
・水…150ml

【作り方】
1) 米麹を揉みほぐして米粒状にバラし、容器に入れる。
2) 米麹を入れた容器に塩と水を加えてよく混ぜ合わせる。(水は常温のまま)
3) ヨーグルトメーカーをセットする(60℃・6時間※冬は7時間
4) タイマーが終了したら、よくかき混ぜ、冷蔵庫で保管する。

 

醤油麹

醤油麹も室温で作ろうとすると1週間程かかるので、ヨーグルトメーカーで6~7時間というのは大変便利です。塩麴は最近はスーパーで買えますが、醤油麹はなかなか見かけません。醤油麹は、これのみの味付けで、炒め物でも和え物でも味が決まるという優れもの。ヨーグルトメーカーがあれば自分で作れるので、とても助かります。

【材料】
・米生麹…100g(乾燥の米麹でも可)
・醤油…150ml
・水…25ml

【作り方】
1) 米麹を揉みほぐして米粒状にバラし、容器に入れる。
2) 米麹を入れた容器に醤油と水を加えてよく混ぜ合わせる。(水は常温のまま)
3) ヨーグルトメーカーをセットする(60℃・6時間※冬は7時間
4) タイマーが終了したら、よくかき混ぜ、冷蔵庫で保管する。

 

納豆

ヨーグルトメーカーで納豆も作れます!市販の納豆は、水分が少なくて少しカラカラしている感じがしますが、ヨーグルトメーカーで作ると、大豆がふっくら甘くてしっとりしています。大豆の美味しさを味わえる納豆ができます。レシピでは乾燥豆をもとに、圧力鍋で大豆をゆでて発酵させました。

 

【材料】
・乾燥大豆…100g
・市販の納豆…10g(1/5パック)
※納豆の素を買うのもお勧め(楽天でも買えます→こちら

通販で購入した納豆の素

【作り方】
1) 乾燥大豆を洗って、たっぷりの水(豆の3~4倍)に一晩浸す。
2) 1)の水を捨て、圧力鍋に豆が隠れるくらいの水をいれて沸騰させ、アクをすくい、ふたを閉める。高圧に達してから20分煮てやわらかくする。
3)圧が下がったら取り出して豆が熱いうちに容器に入れ、市販の納豆を加えて混ぜ合わせる。
4) 容器の上にふきんかキッチンペーパーをかぶせて蓋をのせる(蓋を完全に閉めて密閉はしない)、ヨーグルトメーカーをセットする(40・24時間)。
5) タイマーが終了したら、冷蔵庫で1晩寝かせる。

 

温泉玉子

温度管理の難しい温泉玉子もヨーグルトメーカーで作れます。しかも1時間と他のメニューと比較して早い!お手軽で簡単!

【材料】
・卵…容器に入る範囲で作りたい個数(1~4個位)
・65℃位のぬるま湯…適量(熱湯2:水1で65℃位にするのも可)

【作り方】
1) お湯を沸かして65℃位にする。
2) 容器に卵と1)のお湯を入れる。
3) ヨーグルトメーカーをセットする(65℃・1時間
4) タイマーが終了したら取り出す。

 

サラダチキン

ヨーグルトメーカーは、お肉の低温調理もできちゃいます。柔らかくでジューシーなサラダチキンがほったらかしで簡単にできます。今回はバジルとニンニク味のサラダチキンを作りました。

【材料】
・鶏むね肉…1枚(約300g)
・塩麴…大さじ2
・レモン汁…大さじ1/2
・乾燥バジル…小さじ1
・すりおろしにんにく…小さじ1/2
・こしょう…少々
・65℃位のお湯…適量

【作り方】
1) 鶏むね肉の皮を取り除き、表裏をフォークで刺す。塩麴、にんにく、こしょうを擦りこむ。
2) 1)をジップロック等の保存袋に入れる。レモン汁と乾燥バジルを加えて揉みこむ。
3) 袋の空気を抜きながら口をしっかり閉じる。
4) 容器に袋ごと入れ、65℃ぐらいのお湯を袋が浸かるまで加えてフタをする。
5) ヨーグルトメーカーをセットする(65℃・4時間)。
6) タイマーが終了したら容器から取り出し、粗熱をとる。

 

チャーシュー

やわらかいチャーシューも簡単にできます。生姜やねぎと一緒に漬け込み、ヨーグルトメーカーで低温調理。半日(12時間)後には美味しいチャーシューが完成します!

【材料】
・豚肩ロースブロック…400g
・ねぎ(青い部分)…2本
・にんにく(スライス)…1片
・しょうが(スライス)…3~4枚
・65℃位のお湯…適量
A)醤油…大さじ3
A)酒…大さじ3
A)みりん…大さじ1.5
A)オイスターソース…大さじ0.5

【作り方】
1) フライパンで肉の表面を焼いて、焼き目をつける。
2) A)の調味料を混ぜ合わせて鍋でひと煮立ちさせる(電子レンジで2分加熱も可)。
3) ジップロック等の保存袋の中に、1)の肉、2)の調味料、ねぎ、にんにく、しょうがを入れ、袋の空気を抜きながら口をしっかり閉じる。
4) 容器に袋ごと入れ、65℃ぐらいのお湯を袋が浸かるまで加えてフタをする。
5) ヨーグルトメーカーをセットする(65℃・12時間)。
6) タイマーが終了したら容器から取り出し、粗熱をとる。

 

使用したヨーグルトメーカー

調理の際に使用したのは、IDEA Labelというブランドの発酵フードメーカー(ヨーグルトメーカー)です。

最近購入したのですが機能等は以下です。

  • 温度は25℃~65℃まで1℃単位で設定可
  • タイマーは1時間~48時間まで1時間単位で設定可
  • 専用容器・紙パックの両方使用可
  • 専用容器の容量は1ℓ
  • サイズは、W130mm×H281mm×D138mm

詳しくはこちらから

購入にあたり、最初は色々と機能面を比較していたのですが、赤色が可愛いと思ったのと、台所の空きスペースにおけるスリムなデザインが決め手で選択しました。

とはいえ一応色々検討したので、ヨーグルトメーカーを買う際のポイントもまとめておきました。

1)設定可能な温度:普通のヨーグルトしか作らないのであれば40℃設定できれば足りますが、色々なものを作りたい(特に肉の低温調理をしたい)のであれば、65℃以上に設定でき、かつ、1℃単位で細かく温度設定できるものが良いです。

2)タイマー設定:発酵しすぎると味が悪くなるものもあります。過発酵を防ぐため、タイマー付きで、時間がきたら保温機能が切れるものがお勧めです。タイマーが切れる時に音が出ないものが多いのですが、中には音が出るタイプもあります。

3)専用容器のみか紙パック使用も可能か:ヨーグルトのみを作る場合は手入れが楽な紙パックタイプ型。甘酒や納豆など発酵食品を作りたいなら専用容器型が向いています。色々作りたいのであれば、紙パックも専用容器も、両方使えるタイプが便利です。

4)容量:中には2ℓ容量のものもありましたが、概ね500ml~1ℓ位。よっぽどの大家族でなければ、1ℓでよいかなと思います。

5)大きさ:頻繁に使う場合は、台所の空きスペースなどにおけるサイズが良いです。

6)デザイン:白物が多いものの、中にはスタイリッシュな色や形のものがあります。普段見える場所に置くのであれば、デザインも重要ですね。

7)価格:65℃迄1度単位で温度管理ができるものが、概ね3千円~5千円台くらいでありました。

 

いかがでしょうか。

ヨーグルトメーカーを使って、簡単に楽しく発酵調理や低温調理を取り入れてみませんか。

理科の実験のような面白さもありますよ。

 

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