祖母の形見のタルト型

こんにちは!フードクリエイター&美腸アドバイザーの本間みのりです(詳しいプロフィールはこちらから)。

先日ハロウィンに向けてかぼちゃのタルトを作りました。

その時に使ったのがこちらのタルト型です。

今月実家に帰省した際に母からもらったのですが、これは元々、母が祖母から引き継いだ形見の品です。

祖母の形見のタルト型

このタルト型、中央を見ると、なんと、「Made in W.Germany」と書いてあるではないですか!東西ドイツ統一前に作られた西ドイツ製のタルト型ですよ!歴史を感じます。

W. Germanyの表示

そしてこの度、この祖母の形見のタルト型でかぼちゃタルトを作りながら、しみじみと祖母のことを思い出しました。

祖母は料理がとても上手でした。

クリスマスやお正月に遊びに行くと、ご馳走がたくさん並んでいました。

子供だった私には、「豪華だな〜」、「美味しいな〜」くらいの感想でしたが、今なら、それらのご馳走が、かなり手の込んだプロ級の料理であったことがわかります。

祖母は20年位前に亡くなったので、成人してからの祖母との思い出はごくわずかです。

社会人になって祖母の料理の素晴らしさがわかるようになってから、改めて手料理を食べたかったですし、なにより、直接料理を習いたかったです。

また、祖母の家には、たくさんの料理雑誌がありました。

主にレシピが掲載されている雑誌で、遊びに行く度に、その雑誌をパラパラめくり、なんだか美味しそうだなと想像して楽しんでいました。

もしかしたら、私が食の仕事を始めることにしたのは、子供の時の祖母との思い出も関係しているのかもしれません。

このタルト型を見ていると、なんだか、祖母から母を経由して、食に関する大切なものを受け継いだような気がします。そんな時間の流れや歴史を感じながら、これから食の仕事をしていこうと思います。

祖母が使っていた西ドイツ製のタルト型。これからもずっと大切に使います。

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