こんにちは!フードクリエイター&美腸アドバイザーの本間みのりです(詳しいプロフィールはこちらから)。
挫折しない腸活ダイエット。
今日は腸活ダイエットに欠かせない、運動(特に「歩く」)がテーマです。
健康のための三大要素
腸活やダイエットに限りませんが、健康にとって大切なことは何かというと、
「①適度な運動」、「②バランスの取れた食生活」、「③心身の十分な休養」の3つで、これらは、「身体及びこころの健康を保つための三要素」といわれています。
「運動」、「食事」、「休養」の3つが整った生活を送るのが健康の秘訣となるわけですが、実際はいかがでしょうか。
全てを整えるのは大変ですし、3つの中でも、「運動」を習慣化するのは結構難しいのではないでしょうか。
何らかのスポーツが趣味であったり、美しい筋肉を作るのが生きがいという方は別として、会社勤務(特にデスクワークが多い)の方や、家事や育児で忙しい方にとっては、日常的に運動時間を確保するというのは、とても大変なことだと思います。
歩くことの効能
そこでお勧めしたいのは「歩く」ことです。
というのも、歩くことによって、何と、全身の80%以上の筋肉が使われているのです!
ふくらはぎ、足首、太もも等の下半身の筋肉はもちろんですが、歩くという一連の動きを支えるために、腹筋や体幹等の上半身の筋肉や腕の筋肉も使われています。
歩くことは、まさに、素晴らしい全身運動なのです。
そして、歩くことで消費するエネルギーも侮れません。
例えば、体重60㎏の人が少し早歩きで1時間歩くと、約250㎉のエネルギーを消費します。
これは、ご飯1膳分、ショートケーキ1つ分くらいのカロリーです。激しく運動しているわけではないのに、歩くだけで結構なカロリーを消費してくれますよね。
また、腸活的にも歩くことはお勧めです。
歩くという軽めの有酸素運動は、血行をよくし、腸のぜん動運動も促進しますので、腸の動きがよくなり便秘解消につながります。
他にも色々と効果があります。
- 歩くことで気分転換になるので、ストレス解消に繋がる。
- 歩いてリラックスするとセロトニンという幸せホルモンが生成されて前向きな気分になる。
- リラックスすることで副交感神経が優位になり、腸など内臓の動きがよくなる。
- 歩くという有酸素運動をすることで、脳の記憶力や思考力を司る領域が増える(認知症や記憶力低下の予防にもつながる)。
などなど。
歩くことは、ダイエットや腸活など体に直接効くだけではなく、心や脳にも良い効果を及ぼす、素晴らしい活動なんです。。
歩くを習慣化するためのコツ
歩くのが健康によいとわかっても、それでも、毎日30分~1時間くらい、しっかり歩く時間を作るというのはなかなか難しいですよね。
ではどうするか。
まとめて歩くことが難しければ、ちょこちょこ歩くという手もあります。。
よく「ひと駅余分に歩こう」といいますが、まさに、そういった、「何かのついでにちょっと長めに歩く」というのがいいですよね。
例えば、こんな風に歩く機会を増やしてはどうでしょうか。
<会社編>
- 日常のルーティーンの中でちょっと余分に歩くタイミングを入れる(例えば、通勤ついでに一駅歩く、ランチは余分に5分歩いてから店に入る、ランチを食べたら回り道をしてコーヒーを買ってから職場に戻る、帰宅途中の買い物は少し遠いスーパーへ行く等)。
- 待ち時間(信号やエレベーターの待ち時間等)に足踏みをする。
- お手洗いに行くついでに会社の中を余分に歩く。
<家事編>
- 調味料等、料理に使うものを調理場から少しだけ離れたところに置き、都度取りに行くようにする。(ちょっと面倒かもしれませんが、歩数をかせぐためです。塵も積もれば山となるということで)
- 毎日の掃除のルーティーンの中に家の中を一周する動きを入れる(掃除機をかけたりクイックルワイパーをしたりと床掃除を毎日する等)
- 買い物等のちょっとの距離に、つい車や自転車を使ってしまうところを徒歩にする。
さらには、歩くことへのモチベーションを高めるためにこのような方法もあります。
- スマートフォンや万歩計、ウェアラブルウォッチ等を身に着けて、どのくらい歩いたかをいつでも把握できるようにする(数字で確認できると、もっと歩くこうという意識になりやすいです)。
- ウォーキングアプリの中で、たくさん歩くと楽しめるゲーム性のあるものを使ってみる(国内・海外の仮想旅行ができるアプリもあります)。
どうしても歩けないときは「つま先立ち」をする
それでもどうしても歩く機会を作れないという方には、つま先立ちをお勧めします。
何故かというと、つま先立ちによってふくらはぎを鍛えることができるからです。
ふくらはぎは血流のポンプ作用を担っています。ふくらはぎが収縮することで、全身に血液を送り出し、血行をよくする働きがあります。。
つま先立ち以外では、「座りっぱなしではなくできるだけ立つ時間を設ける」ことや、「ハイヒールを履く時間を短くする(ハイヒールはふくらはぎの筋肉を伸びきったままにしてしまうので血行が悪くなってしまいます)」ということでもふくらはぎの機能を高めることができます。
つま先立ちであれば、ちょっとした隙間時間にできます。
最初は1日1分からでも構いませんので、少しずつ時間を増やしていけば、ふくらはぎの筋肉が鍛えられて、全身の血行がよくなり、健康度も高まります。
なかなか歩く機会を作れないという方は、参考にしていただけると嬉しいです。
いかがでしょうか。
歩くのが体によいということは、あちらこちらで言われているので、既に実践済みの方も多いかもしれませんね。
もうすぐ12月、寒くなってくると外を歩くのが億劫になって運動不足に陥りがちです。今のうちから、日常生活の中で少しでも歩くように習慣づけて、健康的に冬を過ごせるようにしませんか。
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